「餃子の王将」がようやく函館進出、北海道1号店から7年半

経済総合

 王将フードサービス(本社・京都市山科区)が展開する中華料理レストラン「餃子の王将」が、函館市に初出店する。6月下旬に「イオン湯川店」(湯川町3ー14ー5)の1階に出店するもので、これで北海道の店舗数は20店舗になる。(写真は、北海道1号店の「すすきの店」)

「餃子の王将」は、2011年12月に札幌市中央区南3西3の旧成美堂書店跡に「すすきの店」をオープンして北海道に進出。以降、札幌中心部で出店を進め、その後は道内各地域に「餃子の王将」ブランドを浸透させてきた。

 現在は、札幌市11店舗、旭川市2店舗、帯広市、北見市、苫小牧市、千歳市、釧路市、滝川市に各1店舗。そのうちイオン店舗内は、札幌3店舗のほか6店舗で地方都市は「滝川店」を除いて全てイオン店舗内への出店。

 人口約27万人で北海道第3の都市である函館市への進出が遅れていたが、北海道初出店以来、7年半でようやく進出することになった。「餃子の王将」は、昨年3月末に「麻生店」(札幌市北区)を閉店するなど、店舗展開を弾力的に進めている。

 なお、函館市内には競合関係とも言えるイートアンド(東京ヘッドオフィス・東京都品川区)の「大阪王将」が「函館TEXAS店」(梁川9ー3)、「函館桔梗店」(桔梗4ー34ー18)の2店舗を展開している。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER