マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、5月31日(金)で帯広市内の「いちまるフードプライス店」(東5条南3丁目12ー1)を閉店する。同社は、2015年10月に十勝地盤のスーパー、いちまる(本社・帯広市)から全14店舗を承継、直営店舗に組み入れた。これまで不採算店の閉店や「マックスバリュ」への業態転換を実施。今度の「いちまるフードプライス店」の閉店で、「いちまる」の屋号が残る店舗は2店舗になる。(写真は、「いちまるフードプライス店」)
マックスバリュ北海道は、いちまるの店舗を承継した15年10月から5ヵ月後の16年3月に「プラザ。いちまる」を「マックスバリュ稲田店」に業態変更したのを皮切りに、帯広市内2店舗、河西郡中札内村、中川郡池田町の各1店舗を「マックスバリュ」化してきた。
18年3月の「セイリョーいちまる」の「マックスバリュ西陵店」への転換から店舗の変動はなかったが、今回、「いちまるフードプライス店」の閉店を決めた。同店は、1998年に開店しており21年目で営業を終える。
これで「いちまる」の名称が残るのは、「ルーキーいちまる店」(河東郡音更町木野大通東10丁目2)、「プラザ。いちまる清水店」(上川郡清水町字清水第1線50ー32)の2店舗。このうち、「ルーキーいちまる店」は19年秋にも新規開業する見通しの「マックスバリュ木野店」の登場で閉店予定となっている。
同社は、2020年3月にイオン北海道(本社・札幌市白石区)と経営統合することになっており、「いちまる」の屋号はその時までに姿を消すとみられる。