食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の2019年3月度売上高前年比が2日、開示された。それによると、既存店売上高は前年同月比102・5%で3ヵ月ぶりに前年を上回った。(写真は、「ダイイチ音更店」)
同社は、2017年11月に旭川市の「東光店」を建て替え増床して以来、新規出店や増床工事をしていないため、全店ベースと既存店ベースが同じ売上高になっている。既存店売上高は、19年1月度から前年割れになったが、3月度は102・5%と前年を超え、伸び率も胆振東部地震で伸びた19年9月度以来の高い伸び率になった。
部門別売上高前年比は次の通り。
■青果 100・8%
■水産 100・8%
■畜産 104・3%
■惣菜 99・0%
■デイリー 104・2%
■一般食品 103・9%
■日用雑貨 101・2%
■その他 96・2%
客数は、103・9%、客単価は98・6%だった。
同社は、19年9月期の半期(18年10月~19年3月)の売上高前年比も集計した。それによると、既存店売上高は前年同期間比100・3%の微増だった。