公益財団法人北海道銀行中小企業人材育成基金は、札幌市中央区の道銀本店ビル6階の第一会議室で、2018年度「中小企業技術活性化助成金」の贈呈式を開催した。(写真は、3月29日に開催された助成金贈呈式=道銀提供)
「北海道銀行中小企業人材育成基金」は、道銀創立30周年を記念して1981年に設立され、人材育成の先進事例の視察や専門家を招いた講演会などを開催してきた。2013年に公益財団法人に移行、その前年の12年から中小企業技術活性化助成が始まり、今回は7年目。基金理事長の堰八義博道銀会長から6助成先に助成金100万円の目録が贈呈された。
助成先とプロジェクト内容は次の通り。
■一般社団法人ミート・イメージジャパン(帯広市)
「画像解析による豪州産牛枝肉の皮下脂肪自動計測に関する研究」
■第一寶亭留(札幌市南区)
「肉と酒をコンセプトにした宿」
■調和技研(札幌市北区)
「AIによる需要予測モデル開発と共同プラットフォーム化による地域経済への貢献」
■白石ゴム製作所(札幌市白石区)
「駐車場での車両誤発信対策安全車止めの開発」
■スペースアグリ(帯広市)
「衛星リモセンデータと生育シミュレーションのハイブリッドによる秋まき小麦の生育状況管理ツールの開発」
■北海道マリンイノベーション(函館市)
「ガゴメフコイダンの高効率抽出装置導入による生産量拡大・コスト削減」