アークス(本社・札幌市中央区)は1日、同社を含めグループ9社の「平成31年度合同入社式」を行った。会場の札幌パークホテル3階パークホールには新入社員148人が出席、グループ各社のトップや幹部が集まる中、門出を祝った。(写真は、挨拶する横山清社長)
最初に三浦紘一会長(ユニバース社長)が登壇、米国の著名なバスケットボール選手を引き合いに、「自分の職業を好きになるのが重要。食品スーパーが好きになるように努力を続けてほしい」と挨拶した。
続いて、横山清社長(ラルズ会長)はローカルスーパーとして全国有数の規模であることを前提に、「売上高1兆円を目指す戦力として力を発揮してほしい」と述べた。さらに学生時代の自分中心から、お客相手の利他主義に考え方を切り替え、「店頭でお客さまの反応を目で耳で捉える訓練をし、明るく、楽しく、前向きに社会人生活を送ることが大切」と強調した。
また、バローホールディングス(本社・岐阜県恵那市)、リテールパートナーズ(同・山口県防府市)と新日本スーパーマーケット同盟を結成したことに触れ、「1兆3千億円規模のコラボレーションを行っているが、皆さんがやりやすい仕事をどんどんつくっていく。私は今年年男だが、皆さんと一緒に猪突勇進で進んで行こう」とハッパを掛けていた。
(写真は、新入社員代表、渋谷慶太郎さんから答辞を受け取った横山社長)
新入社員答辞はユニバースの渋谷慶太郎さん(22)が行い、「お客さまに満足してもらうのには人との関わりも欠かせない要素。同盟の資源を活用してお客さまと心を通わせ、代わりのきかない地域のライフラインになれるように精進したい」と述べた。
グループ新入社員148人(大卒57人、短大・専門学校卒7人、高卒84人)の内訳は次の通り。▷ラルズ32人▷ユニバース48人▷ベルジョイス17人▷福原12人▷道北アークス8人▷東光ストア20人▷道南ラルズ2人▷道東アークス6人▷アークス3人