コープさっぽろは小樽市の小樽南店(入船1丁目)を10日(月)から閉店、23日間をかけて内部を全面リニューアルし11月3日(木)に営業を再開する。設備や内装の老朽化が激しいため長期間をかけて一新させることにした。小樽南店は市内の基幹店舗。仮設売場や市内のコープ店へのシャトルバス運行で買い物客の利便性を確保しておく。(写真は外装工事の準備が整っている小樽南店)
小樽南店は背後の坂から降りてくる通りと店舗前の通りが交差する角に建っているため、2階部分と1階部分に出入り口を設置。2階が食料品、1階は衣料を中心とした日用雑貨の売場になっている。
約5200㎡の土地を賃借し1~2階に面積約1680㎡の売場をそれぞれ展開。1階は三喜が60%出資する関連会社の北海道三喜が所有、2階はコープが自己所有している。
売上げは2010年度で約25億5800万円。コープが小樽市内で展開している店舗にはオタモイ店(オタモイ1丁目、売上高約9億円)、みどり店(富岡1丁目、約20億円)の3店舗があるが、小樽南店は市内の基幹店舗になっている。
休業期間中の10月30日(日)までは、現店舗駐車場の50坪を使って仮設テント売場を設置するほか、みどり店に30分間隔でシャトルバスを走らせる。なお、休業期間中も一部テナントは営業する。
小樽南店は徒歩や自転車による買い物客が多く、高齢者の利用率も高い。地域に密着しているモデル店舗としてリニューアルすることになる。