本州で人気の珈琲店2店舗が12月中旬、札幌市内にオープンする。一つは既に札幌市民にも知られている「コメダ珈琲店」の「東雁来店」(東区)で、もう一つは北海道に初上陸する「むさしの森珈琲」の「札幌二十四軒店」(西区)。共にコンセプトは、ゆったり寛げる空間。二つの珈琲店はどんなサービスで札幌市民に浸透していくだろうか。
(写真は、14日にオープンする「むさしの森珈琲 札幌二十四軒店」=上と19日にオープンする「コメダ珈琲店 東雁来店」)
14日(金)に北海道1号店としてオープンするのが、「むさしの森珈琲」の「札幌二十四軒店」(二十四軒3条1丁目)。すかいらーくグループのニラックス(本社・東京都武蔵野市)が展開している珈琲店で、関東や東海、北陸・甲信越、近畿、中国・四国、九州に22店舗がある。厳選したコーヒー農園の豆を使った珈琲と特製の「ふわっとろパンケーキ」などが特徴。
「札幌二十四軒店」は、「コープさっぽろ二十四軒店」を核に、新たに形成されたショッピングセンター内に路面店出店。「やよい軒」や「GU」、「ダイソー」、「ASBeefam.」、「眼鏡市場」、クリニックモールが集積する。
一方、「コメダ珈琲店」は、既に札幌に登場してから2年が経ち、店舗数も江別市を含めて9店舗になっており、多くの人に知られるようになっている。19日(水)にオープンする「東雁来店」(東雁来11条4丁目)は、サツドラ店舗とのコラボ出店で建物はコメダ特有の外観を見せており、他の店舗と同様、郊外型路面店として展開する。
厳選した豆から抽出した秘伝のブレンドコーヒーやデニッシュパンの上にたっぷりとソフトクリームが乗った「シロノワール」が売りで、一時ほどの人気ぶりは落ち着いたものの市民の憩いの場として定着してきた。
ゆったりした空間で癒しの時間を過ごすことができるのが両店舗のコンセプト。新顔の「むさしの森」と10店舗目の「コメダ」は、市民にどんなコーヒータイムを創出してくれるだろう。