青空が似合う「江別蔦屋書店」、11月開業に向け最終段階

流通

 江別市牧場町で建設が進んでいる大型複合書店「江別蔦屋書店」の外観が姿を現してきた。現在、計画されている3棟がすべて外観を見せており、オープンの11月に向けて最終仕上げが急ピッチで進む。(写真は、3棟の姿が見え始めた「江別蔦屋書店」)

 建設場所は、牧場町14番ー1の北海道電力社宅跡地。敷地面積約1万143坪(3万3473㎡)を利用して、田園都市スローライフをコンセプトに「食」、「知」、「暮らし」の3つを切り口とした複合大型複合書店が形成される。BOOK&CAFEを中核に3棟の建物が集合し、江別から新たなライフスタイルを発信する。
 
 3棟に出店するのは、「蔦屋書店」を中心に輸入玩具・キッズサービスの「ボーネルンド」、コーヒーの「スターバックスコーヒー」、ジェラートの「円山ジェラート」、函館の回転寿司「函太郎」が手掛けるおむすびの「Hakodate Omusubi函太郎」のほか日本初出店のハワイで人気のイタリアン「アランチーノ」など16店舗。
 
 店舗運営は、北海道TSUTAYA(本社・札幌市西区)と敷地を所有するパッシブホーム(同・同市北区)が共同出資で設立したアイビーデザイン(同・江別市)。店舗設置者は、SPT.E.MAKIBA(札幌市北区)。
 江別市内では、東野幌町の旧ヒダ煉瓦工場を活用した食と観光の発信施設「EBRI」が、10月初めの飲食3店舗の営業開始で新たなスタートを切った。江別市北部に新たに生まれる「江別蔦屋書店」によって、江別の魅力がさらに高まることになりそうだ。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER