マックスバリュ北海道が音更町に複合商業施設「木野タウン」

流通

 北海道は3日、マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)が提出した「北海道地域商業の活性化条例」に基づく特定小売業事業施設の新設届及び地域貢献活動計画を公表した。6000㎡を超える特定小売事業施設を建設する場合に義務付けているもので、施設は河東郡音更町に新設、施設名称は「木野タウン」。DSC_5188(写真は、新設予定の複合商業施設に隣接して展開している「ルーキーいちまる店」)

 新設届出書によると、音更町木野大通東10丁目5ー1の約1万3786坪(4万5495㎡)の土地を利用して建設。スーパーマーケットと他の小売店舗(未定)の合計店舗面積は約2366坪(7810㎡)で建物の延床面積は約3026坪(9987㎡)。小売店舗以外の施設としてパチンコ店約686坪(2267㎡)が入っている。
 集客範囲は半径2㎞で1日あたり約4600人の集客を見込む。2019年1月に大規模小売店舗立地法による届け出を行い、営業開始は19年11月を予定している。

 地域貢献活動として、地域貢献の担当窓口を設置するほか地域イベントや行事への参加、災害時における緊急避難場所の提供、町が推進するまちづくりへの協力も積極的に行うとしている。

 土地は、帯広市と音更町でパチンコホールを運営するジェネシス(本社・河東郡音更町)と関連会社ソフトアイランド(同・同)が所有。道道帯広浦幌線と国道241号線に面しており、マックスバリュ北海道が運営している「ルーキーいちまる」の北側にあたる場所。店舗新設に伴い「ルーキーいちまる」は閉店の可能性が高い模様。
「木野タウン」の北側には、ダイイチ音更店やDCMホーマック音更店、サンキ音更店などが集積したショッピングセンターがある。
※2018年8月7日記事一部修正しました。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER