ツルハ、2019年5月期末に北海道400店舗体制 「ファミリーマート」の1・7倍

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 ツルハホールディングス(HD、本社・札幌市東区)は、2019年5月期末に北海道で400店舗体制を構築する。18年5月期末の道内店舗数は388店舗だった。今期は新規21店舗を出店、閉店は9店舗で差し引き12店舗の純増を計画している。コンビニエンスストア「ファミリーマート」の店舗数233店舗の1・7倍になる。IMG_3618(写真は、6月下旬にオープン予定の「ツルハドラッグ野幌住吉町店」)

 18年5月期決算で道内店舗の売上高前期比は、全店ベースで105・4%、既存店ベースで01・8%だった。売上高全体の道内比率は20・4%。

 17年5月期末の道内店舗数は372店舗だったが、期中に21店舗を新規出店、5店舗を閉店し純増数は16店舗となり18年5月期末は388店舗(うち調剤薬局は86店舗)になった。

 ツルハHD全体の売上高は、6732億3800万円で16・7%伸びた。部門別は①日用雑貨1782億4600万円(構成比26・5%)②医薬品1556億7700万円(同23・1%)③食品1323億2700万円(同19・8%)④化粧品1227億3800万円(同18・2%)⑤医療用品・介護324億2400万円(同4・9%)⑥健康食品249億7900万円(同3・7%)ーーとなった。このうち食品は前期比39・1%増、商品別で最も高い伸びを示した。

「エムズワン」や「メディズワン」などのプライベートブランド(PB)販売実績は496億9300万円で前期比98・3%、構成比は8・1%だった。なお、PBの粗利益率は45・7%で前期より0・6ポイント上昇した。PBのSKU(在庫保管単位)数は1593商品で前期より228商品減った。

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