北海道コカ・コーラボトリング(本社・札幌市清田区)は、札幌市とその周辺の地域限定で販売している「ミニッツメイドQoo(クー)どうぶつデザイン」(280mlPET) の売り上げの一部を札幌市円山動物園(中央区)に寄付した。(写真は、5日に行われた寄付金贈呈式。左から、さっぽろ円山動物園サポートクラブの金子正美・会長、綾部鉄郎・営業統括本部第二本部長、加藤修・園長=北海道コカ・コーラボトリング提供)
「ミニッツメイドQoo(クー)どうぶつデザイン」は、2009年1月に締結した「さっぽろまちづくりパートナー協定」に基づき、札幌市円山動物園の環境教育活動と賑わいづくりを通して、子どもたちの未来を応援することを目的に発売。売り上げの一部を2013年度から同園に寄付してきた。
5日に同園動物園センター内の動物園プラザで行われた寄付金贈呈式では、2017年度の寄付金額868万460円(2013年度からの累計4494万6530円)の目録が、綾部鉄郎・営業統括本部第二本部長から加藤修・園長に贈呈された。
同製品のパッケージには、札幌市の食育特別大使であるキャラクター「Qoo(クー)」と、同園で飼育展示されている動物(絶滅危惧種)である「ホッキョクグマ」「マレーバク」「オオワシ」「カバ」の4種が描かれており、札幌市とその周辺の地域限定で販売されている。
北海道コカ・コーラボトリングは、「札幌市円山動物園を舞台とした環境協働事業」に関する協定を08年4月に締結。その協定に基づく取り組みとして、10年9月には、同園が行っている「野生動物復元プロジェクト」を応援、「猛禽類野生復帰施設」の建築費用の一助として1000万円を寄付、そのほか次世代教育の場として園内に「nature cafeEARTH(ネイチャーカフェアース)」をオープンさせて運営している。