千秋庵製菓本店ビル跡にホテル・物販複合ビル

経済総合

 札幌駅前通の千秋庵製菓本店ビルの跡地に、ホテルと物販、飲食の複合ビルが建設される。旧ビルの解体工事が現在進行中で、9月ころから新ビルの建設が始まる。20180509_172929(写真は、駅前通の複合ビル建設予定地)

 旧千秋庵製菓本店ビルは、駅前通の南3西3に立地していたが、築51年が経過して老朽化。昨年11月に本店は近隣の仮店舗に移り、旧ビルの解体工事に入っている。旧ビル解体は、8月まで続く見通し。

 更地になった後に建設される新ビルの詳細は明らかではないが、敷地面積約184坪(609・29㎡)のうち約166坪(547・88㎡)を利用して地下1階、地上13階建ての建物を建設する。延床面積は約1571坪(5184・80㎡)。建物の高さは45・44m。ホテル、物販、飲食の複合ビルになる予定で、物販、飲食フロアは千秋庵製菓などが入ることになるが、ホテルのブランド名や運営会社などは明らかになっていない。

 建築主は、いちご地所(本社・東京都千代田区)で設計、監理は岩田地崎建設(本社・札幌市中央区)。久米設計(同・東京都江東区)の札幌支社(札幌市中央区)が設計と監理の協力をする。施工も岩田地崎建設が行う。

 駅前通の南2西3西地区では「サンデパートビル」を含む7ビルの解体工事が間もなく始まる。大通からススキノの間の駅前通は東側サイドから歳月を経たビル群のスクラップ&ビルドが進むことになる。

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