「野菜を食べよう」キャンペーン、22日までセコマと北海道が協働企画

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は、グループのセイコーマート店舗で22日まで北海道との協働企画「野菜を食べよう」キャンペーンを実施している。2011年から年2回実施しており、今回は15回目。野菜や海藻、きのこ類を40g以上使用した商品にシールを貼るなど消費者に野菜摂取を促す。20180330_彩り野菜のシーフード焼きヌードル(写真は、「Secoma彩り野菜のシーフード焼きヌードル」=セコマ提供)

 このキャンペーンは、セコマと北海道が2009年1月15日に締結した包括協定に基づき、北海道健康増進企画「すこやか北海道21」に係る取り組みとして行っているもの。2016年の健康づくり道民調査によると道民の1日野菜摂取量は平均272g。「すこやか北海道21」では、生活習慣病の予防や健康づくりのために1日350g以上の野菜摂取を推奨している。

 セイコーマート(北海道1100店舗、関東96店舗)では、今回のキャンペーンに合わせて1品で野菜120g以上の「Secoma炭火焼チキンの和風サラダ」(税込420円)や80g以上の野菜が入った「Secoma彩り野菜のシーフード焼きヌードル」(同340円)を新発売。このほか、野菜類を40g以上使った商品約55アイテムに「野菜を食べよう」シールを貼付して消費者にアピールする。

 11年から両者で実施しているこの取り組みで、セイコーマート店舗での野菜を使った商品の販売数量は、キャンペーン期間中の15年と16年では2倍に、16年と17年では1・2倍にそれぞれ増加している。

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