サツドラHDとトヨタが地域活性化アプリの実証実験

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 サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)とトヨタ自動車(同・愛知県豊田市)は、11月下旬から北海道内で地域生活支援アプリ「EZOCA×TOYOTA『みちくさナビ』」の実証実験を始める。guide(写真は、スマートフォン向けアプリ、「EZOCA×TOYOTA『みちくさナビ』」の画面=サツドラHD提供)

「みちくさナビ」は、アプリ利用者が性別や年齢、関心のあることを入力すると、クルマなどを使って移動する際にAI(人工知能)が利用者の好みに応じて目的地や途中の飲食店や小売店のクーポンやイベント情報を提供するもの。

 サツドラHD子会社のリージョナルマーケティング(本社・札幌市北区)が運営する地域共通ポイントカード、EZOCA(2017年9月末で約150万会員)の会員属性情報とサツドラの道内178店舗のPOS分析データ、トヨタマップマスター(本社・名古屋市)が提供するPOI(目的地情報)、調和技研(本社・札幌市北区)が運営する北海道イベント情報サイト「びもーる」のイベントデータを活用、利用者に最も適した情報を提供する。

 11月下旬からEZOCA会員を中心に「みちくさナビ」のβ版(試用)提供を始める。来年2月にはアプリをアップデートし、AIを活用した情報提供機能などを織り込んでいく。アプリの主な機能は、①生活者の願いごとの達成を支援する「みちくさナビ」機能②目的地・アクションのオススメ機能③現在地周辺のオススメ情報表示機能④クーポン、ポイントの提供機能。

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