札幌・すすきの「第1桂和ビル」解体、三井のリパーク駐車場に

経済総合

 飲食店ビルやオフィスビル経営の桂和商事(本社・札幌市中央区)が新築の飲食店ビルとして1963年に建てた第1号ビル「第1桂和ビル」(南5西5)が解体され更地になった。当面は時間貸し駐車場として利用される。IMG_9075
IMG_7619(写真は、かつての第1桂和ビルとほぼ更地になった同ビル跡)

「第1桂和ビル」は、1963年12月に桂和商事の飲食店ビル新築1棟目として建設されたルーツとも言えるビル。耐震基準を満たしていないことや築54年で老朽化が激しいため、テナント退去を待って今年5月ころから取り壊しを始めていた。
 東急REIホテルの裏側にある同ビルは、建築面積約62坪で地下1階、地上6階建て。延べ床面積は約384坪、高さは16・7m。「ソシアル桂和ビル」と背中合わせで建っていた。
 
 解体後は、桂和商事の所有地で「三井のリパーク札幌南5西5」に利用されている敷地と地続きになるため、同駐車場用地を拡大する形で利用される。

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