マンション開発の日本グランデ(本社・札幌市中央区)は、札幌市豊平区平岸2条12丁目70で自社分譲マンション「グランファーレ平岸・西棟」(仮称)の建設を計画している。自衛隊職員住宅の跡地を入札で取得した土地。「グランファーレ平岸・東棟」(仮称)の建設も予定している。(写真は、「グランファーレ平岸・西棟」の建設地)
同社は、大手マンションデベロッパーをスピンアウトした平野雅博氏が2003年に札幌で設立したマンション開発企業。これまでに33棟の分譲実績があり、04年以降、自社分譲マンションブランドの「グランファーレ」を27物件手掛けている。
「グランファーレ平岸・西棟」(仮称)は、約485坪の敷地のうち約144坪を使って地上11階建ての鉄筋コンクリート造のマンション。戸数は42戸で延床面積は約1146坪。建物の高さは32・980m。6月下旬の着工を予定している。設計・監理は日本グランデ一級建築士事務所、施工は未定。同社では隣接する自社敷地を利用して「グランファーレ平岸・東棟」(仮称)も建設する計画。ほぼ同規模で戸数は41戸。2棟の完成は19年秋口。
同社は現在、地下鉄大谷地駅近くで「グランファーレ大谷地グランヒルズ星の丘」(78戸)、地下鉄琴似駅近くで「グランファーレ琴似ステーションサイドブリーズ」(52戸)を建設中で、それぞれ18年3月末、同年8月末に完成する。