セコマと初山別村、見守り活動・災害時協定を締結

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は、24日付で苫前郡初山別村と「見守り活動・災害協定」を締結した。セコマは2014年12月に同村に出店している。003(写真は、協定書を持つ初山別村の宮本憲幸村長=右から2人目とセコマの丸谷智保社長=右から3人目。セコマ提供)

 初山別村は、16年4月から介護保険の制度改正を受けて地域包括ケアシステムの構築を進めている。協議の場として「初山別ささえ愛ネットワーク会議」を定期的に開催、その中で地域包括ケアシステム構築のためには、住民の日常的な行動から異変を察知することが大切ということが分かってきた。そこで村は日常的に住民と接する機会が多い事業所と見守り協定を締結し、異変を察知したら役場や警察、消防などと情報を共有できるようにした。

 村は、これまで旭川地方道新会深川留萌地区会やオロロン農業協同組合、日本郵便初山別村の各郵便局、コープさっぽろ、ヤマト運輸などと見守り協定を締結しているが、今回、村に出店しているセコマとも協定を結ぶことにした。

 合わせて大規模災害時にセイコーマート店舗から応急支援物資を提供する災害時協定も締結することにした。24日午後、同村役場でセコマの丸谷智保社長と宮本憲幸村長が2つの協定書に署名した。
 なお、初山別村の人口は1219人で世帯数は565世帯(17年4月末現在)。

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