ツルハホールディングス(本社・札幌市東区、以下ツルハHD)は、現在グループ各社で行っている管理系の本社業務をツルハHD本社に集中、集約する。グループ内での情報共有と意思決定の迅速化を図るとともに業務効率化、コスト削減を進めてスリムな体制を構築する。2018年5月期が始まる17年5月16日から新体制とする。(写真は、ツルハHD本社)
ツルハHDは、これまで事業会社のツルハ(本社・札幌市東区、従業員数8472人)の本社業務や各事業会社の事業戦略実行支援、経営管理を行ってきたが、ツルハ以外の各事業会社本社業務はそれぞれの事業会社が行っていた。
今回、傘下のレディ薬局(同・愛媛県松山市、同643人)、くすりの福太郎(同・千葉県鎌ケ谷市、同3300人)、ツルハグループファーマシー西日本(同・広島市西区、2926人)の管理本部に属する経理、人事、総務部門のほか監査室、営業企画部門をツルハHD本社の各部門事業会社担当にして集中、集約化する。また、各事業会社の情報システム部門をツルハHDの情報システム部に業務集約する。
ツルハHD各部門の事業会社担当になる従業員は、ツルハHD出向扱いとして、勤務地は引き続き各事業会社にとどめる。現在、グループ各事業会社の本社事業部門には合計で約800人が在籍している。