ダイイチ(本社・帯広市)は4日、2015年10月~16年6月の第3四半期連結決算を発表した。売上高は前年同期比5・5%増の286億9800万円、営業利益は同31・9%増の11億3900万円、純利益は同45・6%増の7億4200万円だった。第3四半期では過去最高決算になった。(札幌ブロックは13%増と好調。写真は恵庭市の恵み野店)
地域別売上高は、次の通り。
■帯広ブロック 126億4100万円(前年同期比2・6%増)
■旭川ブロック 84億4000万円(同3・6%増)
■札幌ブロック 76億1100万円(同13・3%増)
個人消費は弱いが、消費者サイドに立った品揃えと環境変化に即した売場提案で既存店売上高は、同2・7%増と堅調に伸ばした。
粗利(売上高総利益率)は、同0・3ポイント改善して24・2%。生鮮食品のロス削減と競争の激しい加工食品の在庫管理を徹底したことによる。
販売費及び一般管理費は、作業効率改善と消費電力量の抑制、予算対実績の分析による効率的な事業運営で売上高販管費比率は21・7%、同0・5ポイントの改善。長短借入金は、15億1600万円、現金・預金は22億6800万円。