現役教師やOBなどが参加してあるべき教師への道を共に考える「北海道師範塾」が、平成28年度夏期講座を8月8~9日の2日間開催する。旭イノベックスの星野恭亮社長が講演するほか現役教師たちが実践報告などを行う。場所は、札幌市中央区南10条西1丁目のホテルライフォート札幌。(写真は、以前の夏期講座)
北海道師範塾は、元道教育長の吉田洋一氏(現北海道社会福祉事業団理事長)が、教育長退任後の平成23年に提唱し教職員OBや現場の一線教師などが参加して組織された任意団体。現在は約100人が入塾している。
年2回、定期講座を開催しており今回は夏休み期間を利用した夏期講座。8月8日は午後1時から始まり、最初に水門橋梁、鉄鋼工事などの旭イノベックスの星野社長が、『ものづくりは人づくり』と題して講演する。続いて、北海道教育庁産業医の元田夏紀医師が『気づいていますか?子どもの心のSOS』をテーマに講演する。また、グループに分かれてワークショップも行う。
9日は午前9時から北海道網走南ヶ丘高校の齋藤満幸教諭や苫小牧市立東小学校の鬼頭早春教諭などが実践報告をする。終了は午後0時20分。参加費は塾生無料だが、一般参加者は5000円で大学生・院生は無料。後援は道教育委員会、札幌市教育委員会、北海道小・中・高・特別支援の各校長会。参加申し込みは、北海道師範塾のHPhttp://www.kyoshinomichi.jp/