京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)は、札幌市白石区東札幌に分譲マンションを建設する。同社の札幌市内マンションとしては4棟目で、着工は今年11月ころを予定している。(写真は、京阪電鉄不動産のマンション建設予定地)
京阪電鉄不動産が建設するマンションは、白石区東札幌1条2丁目。もともとは製氷会社のカネ金伊藤商店(札幌市中央区)の製氷工場だったが、その後同社を引き継いだ信光サービス(恵庭市)が「カネキン製氷」の屋号で氷を作っていた。2003年には不動産業のエコ・サーブ(札幌市東区)が事業を停止した建屋などを所有していた。
建設予定地は、旧千歳線跡を使った白石サイクリングロードの北側にあたり、近くにはサッポロドラッグストアーやツルハの店舗、イオン東札幌店などの商業施設がある。
京阪電鉄不動産は、約2213㎡の敷地に11階建て、62戸のマンション建設を計画。建築面積は約573㎡で延床面積は約5575㎡。
京阪電鉄不動産は、3年程前から札幌市場に進出。既に竣工したマンションには、「ファインシティ札幌北19条」(42戸)がある。また、札幌市電の走る南1条沿いには「ファインシティ札幌ザ・タワー」(116戸)、地下鉄西28丁目の近くには「円山ザ・レジデンス」(132戸)をそれぞれ建設中。