「平成観光」が旧ニチイ手稲店跡にパチンコホール

経済総合

 パチンコホール経営の平成観光(本社・岐阜県多治見市)は、札幌市手稲区本町2条5丁目の旧ニチイ手稲店跡にパチンコホールを建設する。既存の建物を1棟使うほか新たに4階建て3棟を建設、同社初の北海道大型店としてオープンさせる。IMG_5624(写真は、立体駐車場が取り壊されて新たに3棟が建設される予定地。奥に見えるのが旧ニチイ手稲店)

 平成観光は5月、旧ニチイの手稲店跡の建物と立体駐車場を約6億円で取得。建物と駐車場は、1981年11月にニチイの北海道3号店として建設されたもので、ニチイは2000年に閉店、居抜きで「卸売スーパー」やスポーツクラブが入居していたが数年前に退去して使用されていなかった。
 
 建物所有者はニチイの店舗開発を手掛けた北海道ショッピングセンタービルで敷地は他の地権者の所有だったが、平成観光は土地も合わせて取得した。
  
 既存の建物(地下1階、地上4階、延床面積1万7781㎡)はリニューアルして継続使用、隣接する立体駐車場は取り壊して新たに3棟を建てる。3棟はいずれも4階建てで、トータルの建築面積は3917㎡、延床面積は1万4994㎡。8月から工事を始める。
 
 平成観光は、中部地区が地盤で18店のパチンコホールを経営、年商は1398億円(2015年3月期)。道内には04年に「ケイズ札幌駅前店」をオープン、同年12月には「狸小路店」をオープンしているが、現在は「狸小路店」のみ。
P1080998(写真は、ケイズ狸小路店)
 

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