札幌・ススキノでビジネスホテル3棟の建設が始まる。サンケイビル(本社・東京都千代田区)や日本エスコン(同・同)などが開発するもので客室数は100~200室規模となりそう。不足気味の宿泊キャパシティ拡大に寄与する。(写真は、南4西1の駐車場)
(写真は、南7西4の土地)
(写真は、南6西5の建設現場)
サンケイビルは、札幌市中央区南4西1の時間貸し駐車場を取得、敷地面積は約950㎡。9月着工で開業は2018年春。地上13階建て客室数284室になりそう。完成後は、全国でビジネスホテル「スマイルホテル」を運営しているホスピタリティオペレーションズ(本社・東京都千代田区)に一棟貸しする。同社は、新札幌のホテルエミシア札幌も運営している。
東証2部上場の日本エスコンは、南7西4に約665㎡の土地を取得してビジネスホテルを建設する。建設面積は約510㎡、地下1階、地上10階で延べ床面積は約4146㎡。5月末には着工し完成後には、ホテルオペレーターに一棟貸しする。同社は、東京や大阪、金沢でもビジネスホテル開発事業を手掛けている。
アイ・ディーコーポレーション(本社・札幌市中央区)は、南6西5でホテル建設を進めている。土地面積は約304㎡、建築面積は約219㎡で地上10階。延べ床面積は約1893㎡。札幌中心部では、JR札幌駅から大通にかけてホテル建設が続いているが、今後はススキノ地区でも活発になりそうだ。