サッポロドラッグストアー(本社・札幌市北区)はきょう16日、初の道外店舗である「沖縄あしびなー店」をオープンさせる。アジア圏から沖縄を訪れるインバウンド需要を掴み、サツドラの認知度向上を狙う。同社は店舗を『サツドラ』に変更することを決めているが、この店が1号店になる。(写真は、サツドラ沖縄おしびなー店=サッポロドラッグストアー提供)
沖縄県豊見城市にある「沖縄アウトレットモールあしびなー」は、2002年に大和ハウスグループの大和情報サービス(本社・東京都台東区)が開設した沖縄初のアウトレットモール。店舗面積は2万356㎡で102の専門ショップが入店している。「あしびなー」とは、沖縄の方言で「遊び場」の意味。
サツドラの店舗面積は、約65坪。医薬品や健康食品、化粧品などインバウンドに人気の高い商品を揃えているほか、道産原料を使ったPB(プライベートブランド)化粧品の北海道コスメも充実させている。店舗名変更とストアカラー変更の1号店になる。
今回の店舗は初の道外店だが、アジアを中心としたインバウンド需要をフォローして、「サツドラ」のブランド力を高める目的もある。海外発信のアンテナ店として運営しているマレーシア・コタキナバルの店舗とともにアジアでの浸透を進める。
同社のインバウンド向け店舗は、札幌をはじめ小樽、函館、旭川、洞爺湖温泉、登別温泉に出店しており沖縄の店舗は10店舗目となる。