新幹線開業50周年を記念して発行される100円貨幣のうち北海道新幹線の記念100円貨幣の発行枚数が決まった。金融機関での取扱枚数は271・6万枚で造幣局での販売枚数は30万枚の合計301・6万枚。金融機関の窓口で額面価格で引き換えができるが、具体的な引き換え方法などは来年3月に財務省が発表する。(写真は、北海道新幹線新函館北斗駅)
財務省は新幹線の開業50周年を記念して100円貨幣の発行を決め、既に9路線のうち東海道、山陽、東北、上越、北陸の5路線については発行済。
残る秋田、山形、九州、北海道の4路線については来年3月ころに引き換えが始まることになっている。
記念貨幣の裏面は、9路線共通で初代の0系新幹線。表面は、各路線の新幹線が使われ北海道新幹線はH5系新幹線。直系は22・6㎜。記念貨幣はクラッド貨幣と呼ばれるもので、白銅と銅の金属板をサンドイッチ状に重ねあわせるクラッド技術を採用、100円貨幣として初めてこの技術が採用されている。