「しんきん健保会館」売却、桑和が約12億円で落札

経済総合

 道内の信用金庫で構成される北海道信金金庫健康保険組合は、JR札幌駅北口にある「しんきん健保会館」(札幌市北区北9条西3丁目)を桑和(本社・同市中央区)に売却した。桑和は、建物を解体後、来年2月から15階建てマンションの建設に入る。IMG_0331(写真は、桑和が取得した「しんきん健保会館」)

 道信金健保組合は、2008年に「しんきん健保会館」の売却を機関決定していた。売却にあたって入札が行われたが、今回、桑和が取得した。土地面積は約1792㎡。土地の所有権移転日は11月10日。売却額は明らかではないが、土地には北洋銀札幌駅南口支店の取扱いで極度額12億円の根抵当権が設定されている。解体費込みでほぼ同額の取得額だったと見られる。
 
 桑和は、「クラーク女子会館」や「クラーク男子学生会館」、「クラークマンション」などを展開しており、この土地には「クラークマンションN9」(建築面積約791㎡、15階建て)を建設する。
 

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