セイコーマート(本社・札幌市中央区)は新店出店を再開する。5月以降は、「ファミリーマート」店舗の「セイコーマート」店舗への転換に注力していたため新店出店にブレーキがかかっていたが転換が完了、8月から新店の出店を再開した。(写真は、8月25日にオープンする「豊平3条店」)
セイコーマートは、関連会社のセイコーフレッシュフーズ(同・同市白石区)とファミリーマート(同・東京都豊島区)の合弁を解消、セイコーマート関連会社がフランチャイズ(FC)展開していた「ファミリーマート」27店舗のうち26店舗を「セイコーマート」に転換。看板の架け替えや商品の入れ替えなど転換作業に5月から7月までの2ヵ月間集中。このため新店建設物件のオープンも一時凍結していた。
8月に入って転換作業は完了、新店出店を再開することになり、まず7日に「苫小牧日吉町1丁目店」(苫小牧市日吉町1丁目6―17)を出店。ローソンやセブンーイレブン、スパが並ぶ三条通沿いの出店でコンビニ激戦区に分け入る。
25日には札幌市内の「豊平3条店」(豊平区豊平3条5丁目1―25)、また余市町には「余市黒川小前店」(余市町黒川町885―4)も出店する。さらに、本サイトで既報の札幌市白石区北郷5条7丁目の元ローソン跡にも店舗を建設中だ。
2014年の同社の新規出店は移転新築を含めて43店舗だった。15年は「ファミリーマート」転換店を含めて14年と同水準になりそう。
(写真は、8月7日にオープンした「苫小牧日吉町1丁目店」)