イオン北海道7月既存店前年割れ 食品分野も99・2%と苦戦

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IMG_6679 イオン北海道(本社・札幌市白石区)が6日公表した7月度の売上高前年比によると、既存店が前年同月比99・8%と2ヵ月連続で前年同月を割り込む結果になった。まいばすけっとの新店を含む全店ベースでは同102・3%と前年同月を超えている。(写真は、イオン北見店)

 衣料部門は、新店がなくオール既存店扱いだが、7月は前年同月比100・6%とかろうじて前年を超え、天候不順の影響を受けた6月の93・1%から回復した。
 食品部門は、既存店が同99・2%で駆け込み需要の反動減が出た3月以来の前年割れを余儀なくされた。コンビニ型食品スーパー、まいばすけっとの新店13店舗分が集計に上積みされる全店ベースでは同102・8%になった。
 
 住居余暇部門(家電、文具、サイクル、携帯電話、ホームファッション、ヘルス&ビューティ)は、既存店が同101・7%、全店が同103・7%になり消費増税後の変調幅が大きかった同部門もようやく巡航速度に回復してきた。

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