イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、2023年10月20日(金)に「イオン北見店」(北見市北進町1丁目1-1)の衣料品、くらしの品売り場をリニューアルオープンさせる。昨年10月に食品売り場のリニューアルや新規専門店の誘致など専門店街の充実を図っており、今度は第2弾のリニューアルになる。(写真は、「イオン北見店」)

「イオン北見店」は、2000年9月に映画館併設の「北見サティ」として同社の前身である、マイカル北海道がオープンさせた大型ショッピングセンター。2002年にマイカルが破綻したため同社はポスフールに社名変更、店舗名も「ポスフール北見店」になった。その後、ポスフールはイオン子会社になり、2007年に社名をイオン北海道に変更、2011年3月に店舗名を「イオン北見店」に変更した。

 今回のリニューアルは、昨年に続くもので、衣料品売り場を買い回りしやすいレイアウトに一新、カジュアルからビジネス、フォーマルまでさまざまなシーンに対応した商品を提供する。くらしの売り場では、化粧品の拡充、3世代が楽しめるカルチャー売り場を構築するなど楽しさを創出して来店を促す。

 具体的には衣料品売り場の専門店化の一環として、靴売り場を「SHOES PARK」とネーミング、足元から北海道ライフを快適に過ごせる靴を提案、北海道初出店の婦人靴ショップ「Monet(モネット)」を誘致する。トラベル売り場は「e-baggage」と名付け、直営売り場に「ACEショップ」を併設、幅広く品揃えする。

 子ども向けには、ティーンズブランド「LOVETOXIC」をイオン北海道直営売り場で初導入する。インナー売り場では、10代・20代をターゲットにしたレッグウェア、ブラ・ショーツ、ルームウェアを集合させた新型売り場「FUN TIME」を立ち上げる。

 くらしの売り場では、ビューティーケア売り場でアジアンコスメを拡充、地域1番の品揃えとする。カルチャー売り場では「Fun to Go~行くのが楽しい!~」をコンセプトに、触って試せる「タッチ&トライ」コーナーを充実させる。携帯電話コーナーでは、全キャリアで「iPhone」の取り扱いを開始する。

 専門店では、生活雑貨、インテリア雑貨、服飾雑貨など300円を中心に幅広く揃えた「3COINS」の大型店、「3COINS+plus」業態を誘致する。メガネブランドの「JINS」も新規出店する。「3COINS」と「JINS」はオホーツク管内初出店。その他、フードコートは内装を一新、買い物の合間に小さな子どもが楽しく遊べる木育をテーマにした遊び場「もくいくひろば」を設置する。

 今回のリニューアルに合わせて、食品売り場でも新たな品揃えとして、店内手作りの燻製コーナー、新鮮なネタを使った「魚屋の寿司」、地元訓子府町の良質なミルクを使用した「ミルククラウンのジェラート」10種類の販売も開始する。「イオン北見店」の敷地面積は約2万2729坪(約6万6900㎡)、延べ床面積は約1万1727坪(約3万8700㎡)、年中無休、営業時間は1階食品売り場8時~21時45分、その他の売り場9時~21時。
※2023年10月16日記事一部修正しました。「3COINS」「JINS」は、道東初出店ではなく、オホーツク管内初出店でした。お詫びして訂正いたします。

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