コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、札幌市豊平区の「月寒ひがし店」(月寒東4条11丁目)を16日(土)にリニューアルした。同店は2013年8月にオープンしたばかりの新店だが、店内レイアウトの一部変更や店内POP広告の見直しなどMD(マーチャンダイジング=販売政策)を変更、今後の店舗リニューアルのモデル店にする。(写真はリニューアルした月寒ひがし店の店内)
リニューアルのポイントは農産売場の台を低くして視認性を高めことや水産売場の什器の1段目を幅広にしたこと、またインストアベーカリーの売場を移動させたことなど。
店舗入り口近くの農産品はよく売れる玉ねぎやほうれん草を最初の台に置くようにしたほか、台を低くしてどこに何があるかを分かりやすくした。また入り口付近にあったパン売場を動線の最後に近いスペースに移動、ご近所野菜の売場を農産売場と連動させた。
水産売場では什器の棚を1段外して1段目を幅広にして視線が届くように工夫した。また、特売売場を常設して店内のPOP広告も単品を訴求するスタイルに変えた。
「月寒ひがし店」は、旗艦店の「ルーシー店」にも近く、オープン以降、売上げは計画を下回った状態が続いている。このため、単品訴求など売る力の現場力を高めるMDを展開、早い段階で計画値を達成できるようにする。
同様のリニューアルは美幌町の「びほろ店」や釧路市の「新橋大通店」で実施、札幌市内でも数店舗を予定している。
(月寒ひがし店の外観)