道内に本社を置くGMS(大規模スーパー)のイオン北海道(本社・札幌市白石区)とSM(食品スーパー)のアークス(同・札幌市中央区)、マックスバリュ北海道(同・同)、北雄ラッキー(同・札幌市手稲区)の4月度売上高前年比が出揃った。各社とも増税反動減があった昨年4月を上回った。(写真は4月11日にリニューアルしたマックスバリュ北32条店=札幌市北区)
イオン北海道の4月度は既存店が前年同月比104・5%、全店は同107・2%と3月の80%台後半から大きく改善した。衣料部門はすべて既存店だが、こちらは同103・8%、食品は既存店が101・8%、「まいばすけっと」の新店を含む全店では106・2%だった。住居余暇は既存店が112・8%、全店が114・3%と落ち込んだ昨年4月から戻した。
アークスは、既存店が107・8%、全店が108・7%で昨年4月以降では最大の伸び。客数は既存店が104・7%、全店でも106・0%だった。客単価も既存店は103・0%、全店は102・6%で客数、客単価ともに昨年4月以降、最大の伸びになった。総店舗数は322店舗。
マックスバリュ北海道はすべて既存店だが、108・5%と3月の97%台から回復した。
北雄ラッキーは全店ベースで109・8%、既存店ベースで104・9%になった。客数は全店ベースで104・2%、客単価は105・3%だった。行楽関連や季節商品が順調で衣料品も前年同月を超え、全体でも予算を達成した。
※記事一部修正しました(2015年5月18日)