一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会北海道支部(門間輝典支部長)は、13日の「カクテルの日」に合わせて「北海道産農産物を使った全国カクテルコンクール2015」の開催概要を札幌市中央区の札幌市資料館で発表した。4回目となる今回もキリンビールマーケティングが協力し、昨年から協賛するようになったコープさっぽろも支援。8月30日(日)の大会に向けてバーテンダーの部、一般の部ともにレシピの応募が始まった。(写真は、右から日本ホテルバーメンズ協会北海道東北担当理事野田浩史氏、コープさっぽろ専務理事中島則裕氏、キリンビールマーケティング北海道統括本部長濱本伸一郎氏、日本ホテルバーメンズ協会北海道支部長門間輝典氏)
「北海道産農産物を使った全国カクテルコンクール」は、カクテルとフルーツに道産農産物をアレンジしてカクテルの新しい魅力と北海道の観光資源でもある農産物の価値向上、販路拡大を図る取り組み。
日本ホテルバーメンズ協会が主催し初回からキリンビールマーケティングが協力、道や札幌市、北海道経済連合会、札幌商工会議所も後援している。また、昨年からはコープさっぽろが特別協賛し大会の間口を一般にも広げた。
今回の対象農産物は、バーテンンダーの部が小松菜、大根、ニンジン、トマト、小豆、じゃがいも、ブロッコリー、かぼちゃの8種類で1つでも複数でも構わない。一般の部は、コープさっぽろの取り扱っている道産農産物であれば種類は問わない。課題の酒類は、バーテンダーの部が「シロック」(ウォッカ)と「タンカレー・ナンバーテン」(ジン)で一般の部は「スミノフ」(ウォッカ)と「ゴードン・ロンドン・ドライジン」(ジン)。
全国からレシピを募り、バーテンダーの部は書類選考などで選ばれた12人がファイナリストとして8月30日に札幌プリンスホテルで開催される大会でシェイクを振り、普及性や味覚のバランス、農産物の活かし方、整合性で審査員7人が総合点数を決める。一般の部は書類選考のみ。優秀作品には北海道知事賞や道経連会長賞、キリンディアジオ社長賞、コープさっぽろ賞などが贈られる。応募締め切りは、バーテンダーの部が7月6日(月)、一般の部は7月30日(木)。
主催者の門間輝典北海道支部長は、「北海道産農産物の価値向上と消費拡大になり、新しいドラマが生まれることを期待したい」と述べた。応募概要などは、http://www.hotel-barmen-hba.or.jp/ または、http://www.kirin.co.jp/campaign/area/news/150504/
※カクテルの日…アメリカの週刊新聞「バランス・アンド・コロンビア・リポトジトリ」で1806年のこの日、読者から寄せられた問い合わせに対し紙上で初めて『カクテル』という言葉が登場したことから米国のバーテンダーの団体がこの日を『カクテルの日』、その前後を『カクテル・ウイーク』にしている。日本では、全日本フレア・バーテンダーズ協会、日本バーテーンダー協会、日本ホテルバーメンズ協会、プロフェッショナル・バーテンダーズ機構の4団体が2011年からこの日を『カクテルの日』に制定した。