大和リース(本社・大阪市中央区)が開発を進めてきた恵庭市のショッピングセンター「フレスポ恵み野」内の核になるテナントとしてホームセンター「DCMホーマック恵庭店」が明日11日午前9時にオープンする。ホーマックが持ち株会社のDCMホールディングスのDCMを社名に冠し、3月1日からDCMホーマックに変更して最初の新店舗。もう一つの核テナントになる食品スーパー、「ダイイチ恵庭店」は4月中旬にオープンする。(明日オープンするDCMホーマック恵庭店=2015年3月10日午前撮影)(既にダイイチの店舗名が掲げられ工事が急ピッチで進む=2015年3月10日午前撮影)
「DCMホーマック恵庭店」は、2月8日に閉店した旧恵庭店を移転新装するもので、店舗面積は約2565坪でこれまでの2倍に大型化する。
恵庭店には、専門のスタッフが木材のカットや加工などお客のオーダーメイドを受ける「マイスター工房」を設置、工房が主催する木工教室も随時開催する。また、「お客様工作室」としてお客自身が材料の加工、店頭購入した組み立て家具をその場で組み立てるためのスペースも無料開放する。そのほか、ペットグッズ販売、ペット美容室、ペットホテル、セルフシャワールームも完備する。
また、恵庭市はガーデニングが盛んということもあってガーデニング部門を強化、バラを中心にした植物の品揃え、ワンランク上の庭造りも提案していく。営業時間は午前9時から午後9時。
もう一つの核テナントになるダイイチの恵庭店は4月中旬にオープン予定。店舗面積は約650坪で2年前に新規出店した音更店(音更町)や清田店(札幌市清田区)と同じフォーマット。ただ、足下の商圏が比較的少ないため対面販売方式は取らない。地域の地場商品も揃える。
初年度は14~15億円の売上げを見込み、次年度以降に18~20億円の売上げを計画している。同社はイトーヨーカ堂と提携しているが、JR恵み野駅に直結しているイトーヨーカドー恵庭店とは同一商圏になるためオープン後にコラボ方法などについて検討する。
家電量販店のケーズデンキ恵庭店は既に2月26日にオープンしている。