札幌国際大学の敷地内を縦断する都市計画道路、清田通の未整備区間470mの工事が本格的に始まる。同区間は高低差のある傾斜地だが道路の法面や擁壁の形状が確定、都市計画決定を経て工事に着手、2017年度に開通する。これまで同大学の正門で止まっていた清田通が清田中央通まで繋がることになる。(写真左は札幌国際大の正門で行き止まりとなっていた清田通。写真右は未整備区間南側で始まっている工事)
市道清田通は、白石区流通センター5丁目の平和通を起点に清田区の清田中央通を終点とする延長5・85㎞の都市計画道路。羊ヶ丘通を交差してさらに南下すると札幌国際大の正門で行き止まりとなっていた。同大の敷地を挟んだ南側は既に整備されており、未整備区間だった470mも同大の了解を経て12年度から道路のみの工事が始まっていた。
今回、未整備区間の高低差20mを覆う法面や擁壁の形状が確定、都市計画決定を経て工事が本格的に始まる。法面の区域は最大で30m、斜面の角度は40度。
清田通は、同大の南東側の敷地を縦断することになり、道路幅は片側2車線で両側の歩道を含めて20m幅。未整備区間が完成するのは17年度で、これによって清田通は全面開通しバス路線の新設も予想されそう。