イオン北海道(本社・札幌市)のコンビニ型食品スーパー「まいばすけっと」の出店スピードが加速している。18日に23店舗目となる「中の島2条3丁目店」(札幌市豊平区中の島2条3丁目)をオープンさせた。今年に入って11店舗目の出店で昨年の出店数の9店舗を超えた。8月以降も出店ペースは衰えない模様で、出店数は年間20店舗を超える可能性がある。(写真は、18日にオープンした「まいばすけっと中の島2条3丁目店」)
同社は、2012年3月の1号店「南5条西10丁目店」を皮切りに「まいばすけっと」の出店を開始。12年は3店舗、13年は9店舗を出店した。14年になってからの出店月日は次の通り。
1月17日 北1条東3丁目店(中央区)
1月17日 二十四軒1条5丁目店(西区)
1月24日 北19条西4丁目店(北区)
1月24日 北30条西5丁目店(北区)
1月31日 二十四軒3条4丁目店(西区)
3月21日 新琴似6条1丁目店(北区)
4月18日 北14条東15丁目店(東区)
5月16日 南17条西12丁目店(中央区)
5月16日 南郷通7丁目北店(白石区)
7月11日 北25条東16丁目店(東区)
7月18日 中の島2条3丁目店(豊平区)
「中の島2条3丁目店」で総店舗数は23店舗になったが、いずれも新築店舗はなく住居系や商業系、オフィス系ビルの1階やコンビニ店舗跡への出店。基本は地下鉄駅に直結していたり駅から徒歩圏への出店だが、住宅街への出店も「南13条西22丁目店」や「南17条西12丁目店」、「新琴似6条1丁目店」などがある。
23店舗の区ごとの分布をみると、中央区が最も多い10店舗で、北区5店舗、東区3店舗、西区と豊平区が2店舗、白石区1店舗。
イオン北海道は、さらに出店を加速させていく考えで、8月以降もペースは衰えない模様。14年の年間出店数は20店舗程度になる可能性がある。現在、空白区になっている南区、手稲区、厚別区、清田区も候補に上がりそうだ。