イオン北海道の6月既存店売上げ96・5%、天候不順の影響で「沈む」が食品は102%

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DSC_6077 イオン北海道(本社・札幌市)の6月度売上高は、天候不順などの影響を受け既存店は前年同月比96・5%、新店を含む全店でも97・5%と3ヵ月連続で前年同月を下回った。6月は5月よりも落ち込み幅は大きく沈み込んだ印象。7月で前年をクリアできるかが注目される。(写真はイオン北海道本社)
 
 部門別では、衣料が既存店88・5%、全店88・5%で消費増税の導入月である4月(87・5%)に近い落ち込み。全道的に降雨日が多く天候の直撃を受けた模様だ。
 
 食品は、既存店102・2%、全店103・9%で前年同月をクリアしている。5月よりも伸び率は高く増税の影響を殆ど受けていないようだ。昨年7月以降にコンビニ型食品スーパー「まいばすけっと」を12店舗を出店、全店売上げを押し上げた。
  住居余暇は、既存店が92・3%、全店が同じく92・3%。5月よりは持ち直しているものの3ヵ月連続で水面下にある。
 
 イオン北海道の第1四半期(3~5月)は2%の増収となったが、営業利益、経常利益、純利益とも2%近い減益。第2四半期の最初の月も厳しいスタートとなり、7~8月でどれだけ盛り返せるかにかかっている。

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