サッポロドラッグストアー(本社・札幌市)の札幌市内での出店が止まらない。既に表明している「月寒西店」(豊平区月寒西1条11丁目)に続き、中央区に「伏見店」(南13条西22丁目)、「宮の森店」(宮の森3条2丁目)を新設、年内に3店舗をオープンさせる。ツルハも出店ペースを緩めておらず、札幌市内はドラック2強のシェア争いがますます激しくなりそう。(写真は、サツドラ「宮の森店」の出店予定地)
サツドラの出店が明らかになったのは、「宮の森店」と「伏見店」。「宮の森店」は、アコムレンタル札幌営業所の跡地に建設する。個人の所有地を大和リース(大阪市)が賃借、サツドラは転貸を受ける。店舗はサツドラの自社所有になる。周辺にはコンビニのサンクス「宮の森中央店」や食品スーパーの北海市場「宮の森店」がある。
「伏見店」は、マクドナルド旭ヶ丘店の跡地を利用するものでサツドラが土地を取得、自社所有の店舗を建設する。近隣には、イオン北海道のコンビニ型スーパー「まいばすけっと南13条西22丁目店」がある。
この2店舗は、大規模小売店舗立地法の届出が必要ない売場面積1000㎡以下で、約900㎡の規模になる。
既に建設に着手している「月寒西店」はこれら2店舗より大型で売場面積は約1200㎡。サツドラでは、「月寒西店」を10月末、「宮の森店」、「伏見店」を11月中にオープンさせる予定。
中央区の店舗数は、現在ツルハ10店舗、サツドラ8店舗。「宮の森店」、「伏見店」のオープンでツルハと同数になる。豊平区は、ツルハ8店舗、サツドラは「月寒西店」で6店舗目になる。