マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は、「マックスバリュ倶知安店」(虻田郡倶知安町南11条西1丁目)をリニューアルオープンした。惣菜や飲料の売場を重点的にリニューアルし買い物客のニーズに応えられるようにした。倶知安町には3月に北雄ラッキー(同・同)が新店を出店、既存のコープさっぽろ店舗とともに競争が激しくなっている。マックスバリュ北海道は、リニューアルで競争力を高める。(写真左は、7日にリニューアルオープンした倶知安店、写真右は手作りパンコーナー=マックスバリュ北海道提供写真)
マックスバリュ倶知安店は、2003年にオープン。ツルハやダイソーなどのテナントも入る鉄骨平屋1棟のショッピングゾーンで、マックスバリュの店舗面積は2010㎡。
大がかりなリニューアルは、10年ぶり。惣菜売場を広げ、弁当や丼物の種類を充実、コロッケ、天ぷら、揚げ物、サラダ、カット野菜などの種類、量目を増やした。また、手作りパン売場にデザートコーナーを併設させたほか農産売場にはアスパラ、メロン、ジャガイモなど地元の新鮮野菜を提供する。
倶知安町は、長期滞在の外国人観光客が多く訪れるため、同店でもチーズや厚切りステーキ、七面鳥などを充実、ニーズに応える品揃えを図った。営業時間は午前7時から午後11時、駐車台数は377台。
マックスバリュ北海道は既存店のリニューアルを積極的に進めている。今期(2015年2月期)に入り、3月に「北野店」(札幌市清田区)、4月に「堀川店」(函館市)、5月に「共和店」(共和町)をリニューアルしており、毎月1店舗のペースでリニューアルが続きそうだ。