パチンコ・アミューズメント施設を展開するベガスベガス(本社・山形市)は、今年1月に撤退した玩具量販のトイザらス札幌発寒店(札幌市西区発寒14条3丁目)跡にパチンコの「ベガスベガス発寒店」建設工事に入る。現在は既存建物を重機で取り壊しており5月下旬から本格的に店舗建設に着手する見込みだ。(写真は、撤退したトイザらス札幌発寒店の解体工事が進むベカスベガス発寒店の出店場所。手前が下手稲通=2014年5月8日午後撮影)
ベガスベガスは、東北・北海道を中心にパチンコ店24店やゲームセンターなどアミューズメント4施設のほか東京にカレー専門店などフードビジネスを展開し2013年3月期の売上高は1231億円。資本金は5000万円。
山形市に本社を置き、北海道には1997年11月に札幌店(中央区北4西1)を出店したのを皮切りに、旭川店、函館吉川店、栄町店などを出店、直近の2014年4月に出店した狸小路店(中央区南西4)を含めてパチンコ店8店を運営。またゲームボウリングのアミューズ施設は4店を営業している。
道内9店目のパチンコ店となる「ベガスベガス発寒店」は、敷地面積約1万3000㎡で建築面積約4700㎡、2階建てのホールを建設、延床面積は約5500㎡。
現在は、トイザらス札幌発寒店の建物を取り壊している段階。建設に入る新店舗の下手稲通を挟んだ向かい側には札幌市内6店、江別で1店を営業しているパチンコの「大黒天発寒店」がある。パチンコ店は、近接して立地するケースが多く、そうすることで相乗効果が出てくるという。また、約600m北側の発寒15条4丁目には「アーリーバード発寒店」もある。