アークス(本社・札幌市)は11日、2014年2月期連結決算を発表した。売上高は前期比4・7%増の4543億9100万円、営業利益は同0・2%減の134億3500万円、経常利益は同1・2%増の146億8800万円、純利益は同22・8%減の63億7500万円だった。子会社ラルズが公正取引委員会に納付した12億8700万円を特別損失に計上したため大幅減益になった。なお、売上高経常利益率は3・2%で前期より0・1ポイントの微減。(写真は、札幌市中央区にあるアークス本社)
期中に新規出店3店舗、移転新築4店舗、業態変更を含めた改装9店舗を実施、閉店は4店舗で期末のグループ店舗数は290店舗。
新店を含む全店売上高は前期比100・3%、既存店売上高は同99・1%で客数は全店が99・9%、既存店は98・9%になった。客単価は全店が100・4%、既存店で100・5%。
主な部門別販売実績は、食品が前期比4・9%増の3711億円、衣料品は同1・3%増の35億800万円、住居関連が同6・1%増の236億8400万円、テナン売上げ同1・7%増の146億6900万円、酒類等は同4・4%増の338億9300万円、DPEは同3・8%減の3億7600万円、医薬品も同4・1%減の15億5000万円だった。不動産賃貸収入は2・2%増の43億1500万円。
15年2月期は、新規出店と移転新築で合計5店舗、店舗改装を15店舗行う予定で、売上高0・7%増の4575億円、営業利益同2・7%増の138億円、経常利益同2・1%増の150億円、純利益同17・6%増の75億円を見込む。業績予想には9月1日付で経営統合するベルグループの業績変動を含んでいないため、業績は上振れしそう。
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