TEAM NACSがスペシャルサポーターを務める食と映画のフェス「北海道フービーフェスティバル2025」が、2025年10月10日（金）から同月12日（日）、札幌市内の映画館や複数の施設で開催される。昨年は、「北海道フードフィルムフェスティバル」の名称で開催されたが、今年から「フード」と「ムービー」を掛け合わせた造語に名称を変え、北海道の食と映像の魅力を発信する、プラットフォームを目指すフェスティバルとする。
（画像は、「北海道フービーフェスティバル2025」のメインビジュアル）
「北海道フービーフェスティバル2025」のメインビジュアルは、バケットサンドを頬張る男女を描いた印象的なイラストで、名寄市出身の漫画家、いくえみ綾が描いた。食べることの楽しさや喜び、映画のワクワク感を表現している。開催初日には、メイン会場の赤れんが庁舎で、本映画祭のスペシャルサポーターを務めるTEAM NACSや安藤祐実、市原隼人、三吉彩花ら俳優陣、香港映画界の巨匠で映画監督のジョニー・トー、斎藤工、オクラホマの藤尾仁志、料理研究家の土井善晴らのゲストを迎えたレッドカーペットセレモニーや、2025年10月24日（金）の全国公開に先駆けて、映画『おいしい給食 炎の修学旅行』が、オープニング作品として札幌シネマフロンティアで上映される。
会期3日間を通して、国内外の映画・映像15作品以上が上映され、前出のゲストらが登壇するトークショー、世界から募集したカリナリーフィルム（食の映画）の中から優れた作品を上映する「カリナリーセレクション」も実施する予定。また、フードのお土産付き上映、作品にまつわるメニューをレストランで楽しめるフービーランチ・ディナーも実施、気鋭の料理人が、料理哲学や食への情熱を語り合う「世界料理学会」の開催も予定されている。
（写真は、スペシャルサポーターのTEAM NACS）
昨年好評だった、市内飲食店をお得に食べ飲み歩きできるフードイベント「北海道コカ・コーラpresentsサッポロシネマバル」は、規模を大幅に拡大して約50店舗が参加する。また、今回の新たな取り組みとして、映画をはじめ各業界の有識者を招いたシンポジウムを開催。『日本映画の「働き方改革」』の著者で映画監督の深田晃司、映画作品の製作・プロデュースを手掛け、株式会社嵐の代表取締役も務める四宮隆史、無名古屋シネマスコーレ支配人、坪井篤史らが参加する。
映画祭を締めくくるクロージングには、昨年の第1回開催から連携しているサン・セバスティアン国際映画祭からダニエル・アギラルを迎え、今年の映画祭カリナリー部門に選出されたミシュランスター獲得店「TXISPA」のオーナーシェフ前田哲郎の伝記的ドキュメンタリー『TETSU,TXISPA,HOSHI.』（テツ,チスパ,ホシ.）が、ジャパンプレミアム上映される。第1弾プログラムチケットは、2025年9月6日（土）10時から道新プレイガイドほかで発売される。
