ビールを愛する大人たちのイベント「SAPPORO BEER HOLIDAY」、ビール発祥の地で乾杯

社会・文化

 サッポロビール(本社・東京都渋谷区)は、創業の地である札幌市の「サッポロファクトリー」(旧第1工場跡地、中央区北2条東4丁目)と「サッポロガーデンパーク」(旧第2工場跡地、東区北7条東9丁目)の2つの会場で、2025年6月28日ときょう29日の2日間、「SAPPORO BEER HOLIDAY」(サッポロビアホリデー)を、開催している。(写真は、「サッポロビアホリデー」のオープニングセレモニーでの乾杯。左から北海道新聞社・堀井友二社長、サッポロビール・牧野成寿上席執行役員北海道本社代表兼北海道本部長、札幌市・加藤修副市長)

 初日となった28日には、「アリオ札幌」に隣接した「サッポロガーデンパーク」の煙突広場ステージで、オープニングセレモニーが行われた。最初に主催者代表としてサッポロビール上席執行役員北海道本社代表兼北海道本部長の牧野成寿氏が登壇、「ここは創業の地であり、日本のビール文化の始まりの聖地。ここで皆さんと乾杯をしたいと思う。当社は、これからも生まれ育った北海道を元気にする取り組みを続けていきたい」と挨拶した。

 続いて共催者を代表して、北海道新聞社社長の堀井友二氏が登壇し、「このイベントに合わせて、当社は、昨年から創成イーストを再発見する『FUN MORE 創成EAST』を開催している。創成イーストは今、札幌で最も活気あるエリアで、子育て世帯も増えている。昨年11月、当社もこのエリアに本社を移転したので、今後も地域を一層盛り上げるお手伝いをしていきたい」と話した。

 最後に、来賓代表として、札幌市の加藤修副市長が挨拶。加藤氏は、「爽やかな夏空のもと、おいしいビールと料理、季節を楽しんでいただけるように沢山の方々に来ていただければと思う。ご来場の皆さまの夏の楽しい思い出が、たくさんできることを祈りたい」と述べた。

 このイベントでは、12種類の生ビールを飲み比べでき、今年は、「サッポロ クラシック 夏の爽快」の樽生ビールも用意している。この日は、11時の開場前から行列ができ、好きな銘柄のビールを注文する姿が見られた。会場内には、中国料理布袋や元祖美唄焼きとりの福よしのキッチンカーなども集まり、来場者の談笑が、青空に広がっていた。

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