北海道の鈴木直道知事は、中国の輸入停止で行き場を失っている道産ホタテなど、道産水産物の道民消費を呼び掛けるため、2023年10月13日、札幌市西区の「イオンモール札幌発寒」1階すずらん広場で行われたイベントに参加した。鈴木知事は用意された「ミニホタテ丼」を実食、「プリプリのホタテと新米の組み合わせは最高」と集まった買い物客らにアピールした。
(写真は、イオンモール札幌発寒で行われた道産ホタテ消費拡大のイベントに参加した鈴木直道知事=右とイオン北海道の青栁英樹社長)

 このイベントは、イオン北海道(本社・札幌市白石区)が、毎月行っている道産品の消費拡大を目的にした「イオン道産デー」の拡大版として、道の「食べて応援!北海道」と連動して行われた。会場には、鈴木知事とイオン北海道の青栁英樹社長が登壇、鈴木知事は「中国の輸入停止が発表され、北海道が誇るホタテなど水産物が行き先を失って大変な状況。『食べて応援!北海道』キャンペーンで北海道、全国の皆さまに協力してもらい、この難局を乗り越えたい。私、今、毎日ホタテを食べています。ただ、私一人の力ではどうしようもないですから、力を貸してください」と話した。

 その後、青栁社長とともに獲れたてのホタテとゆめぴりかの新米を使った「ミニホタテ丼」を実食、買い物客らにおいしさをアピールした。鈴木知事は、水産売り場でホタテを使ったスープの無料配布にも立ち会った。イオン北海道では、10月13日から15日(日)までの3日間、「イオン大道産デー」としてホタテや秋シャケ、新じゃが、新米など旬の道産品を揃え、道内の「イオン」「イオンスーパーセンター」「マックスバリュ」「フードセンター」104店舗(マックスバリュエクスプレス新川3条店は除く)とネットスーパー「楽宅便」で販売している。



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