紋別市の「オホーツクタワー」で5月9日、「ウクライナ緊急支援チャリティコンサート」が開催された。チケット売り上げの一部など集まった19万円を北海道ユニセフ協会を通じて寄付する。(写真は、「オホーツクタワー」で行われたウクライナ緊急支援チャリティコンサート=LifeBag提供)
このチャリティコンサートは、オホーツク・ガリンコタワー(紋別市)と紋別プリンスホテル(同)、出張演奏を企画提案しているLifeBag(札幌市手稲区)が実行委員会を結成して運営した。演奏者は、札幌交響楽団チェロ奏者の小野木遼氏(北見市出身)とピアニストの横山瑠佳氏(苫小牧市出身)で、「海の上のクラシックコンサート」と題して楽曲を披露した。
この日16時から氷海展望塔「オホーツクタワー」の3階で行われたコンサートには、多数の市民らが出席、2人の演奏に聴き入った。タワー名物である喫茶「companio」のワッフルと1ドリンク付きのチケット2000円のうち1400円を寄付金に充て、現金募金と合わせて18万6267円の寄付金が集まった。実行委員会では、集まった寄付金をウクライナの子どもたちへの支援金として北海道ユニセフ協会を通じて寄付することにしている。