イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、道内自治体の要請を受け、道内のイオン店舗などを新型コロナウイルスのワクチン接種会場として提供することを始めている。接種会場に必要な広さを確保でき、定期的な換気による感染防止策が取られていること、広い駐車場があることなどから協力することにした。(写真は、「イオン千歳店」2階の集団接種会場=イオン北海道提供)
ワクチン接種会場として提供することを決めたのは10日時点で、「イオン千歳店」(千歳市栄町6丁目51)、「イオンモール旭川西」(旭川市緑町23丁目2161ー3)、「イオンモール旭川駅前」(同市宮下通7丁目2ー5)の3ヵ所。
千歳市とイオン北海道は協働のまちづくりに関して包括連携協定を締結しており、旭川市とイオン(本社・千葉市美浜区)も地域活性化と市民サービスの向上に協働で取り組むことを目的とした包括連携協定を締結している。これらの協定に基づき、両自治体からワクチンの集団接種会場として提供要請を受け、利用してもらうことにした。
千歳市では、5月6日現在で市内11ヵ所の集団接種会場のうち「イオン千歳店」2階も会場として利用され、10日から集団接種が始まった。旭川市は、10日現在で集団接種会場は3ヵ所で、そのうち「イオンモール旭川西」1階と「イオンモール旭川駅前」3階では、6月5日から集団接種が始まる。
イオン北海道は、「新北海道スタイル」を遵守するとともに「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」に基づき防疫体制を徹底、安心して買い物ができる環境づくりに継続的に取り組む。
※2021年5月11日記事一部修正しました。