新しい建物の建設には、躍動感が感じられる。JR室蘭駅に近い入江運動公園で活気ある建設現場をみつけた。総額約42億円を投じた市の総合体育館(総合アリーナ)の建設。工事期間は約19ヵ月、丁度工期の半分を過ぎたあたり。工事の槌音が時を刻むように響く。(写真は、室蘭市総合アリーナの建設現場)

 総合アリーナは、東室蘭の中島公園にある現在の市体育館を移転、新築するもの。単なる移転ではなく、市内3ヵ所のテニスコートも集約、「行ってみたくなる体育館」、「みんなにやさしい体育館」、「にぎわいをつくる体育館」という役割を担う。

 メインアリーナはバドミントン10面、バスケットボール2面、テニス2面、バレーボール2面、ハンドボール2面、フットサル2面などが収容でき、固定観覧席は約740席。また、コミュニティづくりの場として利用できる多目的ホール、キッズスペースも設置した交流サロンも予定されている。建築面積は約5850㎡、延べ床面積は約7467㎡。駐車台数は現在の体育館の約250台から約450台に増える。周囲には、既存の陸上競技場や温水プールもあり、入江運動公園は文字通り、スポーツの総合拠点となる。

 この建設現場の躍動感を体感するのはなかなか難しい。室蘭駅前通側には高いフェンスが立てられ工事の様子はうかがえない。温水プールの建物内からも見ることはできない。唯一、俯瞰できるのは裏山の展望台。上ってみると眼下に工事現場が一望できた。測量山や遠く白鳥大橋も望める。着々と進む建設工事は、しばらく新しい建物が建ったことのなかった街に活気を吹き込むように見える。竣工は令和4年2月、街の景色が変わる。


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