新型コロナ感染予防に次亜塩素酸水の有効性を議論、第1回北海道勉強会開催

社会・文化

 エネルギーコンサルや防災・危機管理コンサルのあかりみらい(本社・札幌市北区)が事務局を務める「新型コロナ感染予防を現実的方法論から考える会」は22日、札幌市中央区の札幌商工会議所8階Bホールで第1回北海道勉強会を開催した。来場者の検温と次亜塩素酸水溶液の噴霧による外観除菌、除菌マットによる靴の汚れ除去など感染対策を徹底した上で、約30人が参加。Web配信も行われた。(写真は、講演する北海道大学大学院工学研究院教授の岡部聡氏)

 最初に、北海道大学大学院工学研究院教授の岡部聡氏(水質変換工学)が、『新型コロナウイルス禍に微生物学を再考する』をテーマに講演。岡部氏は、「新型コロナウイルスのばく露によって感染する割合は推定できないのが今の状況。兄弟の関係にあるSARSのデータを用いる方法もあるが、最終的には1日当たり、1年間当たりの感染確率を評価した上で許容リスクに合う消毒の仕方を確立するのが本来ではないか」と話した。

(写真は、講演する北大名誉教授の玉城英彦氏)

 続いて、元WHOエイズ世界対策本部課長で北大名誉教授の玉城英彦氏が『次亜塩素酸水溶液による感染症対策ーゼンメルワイスに学ぶー』と題して講演。玉城氏は、「厚労省は、WHOガイダンスの全部を見ず、結論だけ見て次亜塩素酸水溶液の噴霧を推奨しないとしているが、これは事実を曲げている。私たちは、昨年5月に弱酸性でも次亜塩素酸水溶液は新型コロナウイルスに強力な不活化能力があることを実証した。NITE(製品評価技術基盤機構)も有効であると発表している」とした上で、約170年前にオーストリアの総合病院に勤務していたゼンメルワイス医師に言及。

「彼は、産科病棟に世界で初めて次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)の手洗いを導入して産褥熱(さんじょくねつ)予防したが、当時の常識から判断できないことや通説にそぐわないとして受け入れられなかった。その後、彼は不遇な死を遂げたが、死後にその有効性が認められた。常識や通説に合わないことをゼンメルワイス反射と言う。次亜塩素酸水溶液の新型コロナウイルスへの殺菌効果は明白であり、日本はゼンメルワイス反射から抜け出さなければならない」と訴えた。

(写真は、講演するあかりみらい代表取締役・一般社団法人次亜塩素酸水溶液普及促進会議代表理事の越智文雄氏)

 最後に、あかりみらい代表取締役で一般社団法人次亜塩素酸水溶液普及促進会議(略称JFK)代表理事の越智文雄氏が、『やるべきことはまだある!』と題して講演。越智氏は、「新型コロナウイルスの除菌用として安全で安く噴霧できるのが次亜塩素酸水溶液の特徴。噴霧ができる一番の特徴を封じ込めているのが、厚労省の通達だ。海外では次亜塩素酸水溶液の空間噴霧は常識。なぜ海外の取り組みを調査しないのか」と述べ、三密回避プラス除菌の新しい感染予防を提言。年末年始に北海道神宮で行った空間噴霧や外観除菌、「あいの里せせらぎ保育園」、「ひらおか公園小児科」で行った空間噴霧や除菌マットの導入事例なども紹介した。

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