新型コロナウイルスの影響で札幌の夏を彩る恒例の大通公園のビアガーデンが中止に追い込まれたが、会場を大通西8丁目に絞り、新しい生活様式に対応した「さっぽろ大通ミニビアガーデン」が7月31日(金)から8月16日(日)まで開催される。(写真は、大通公園西8丁目)
主催は、札幌市や一般社団法人札幌観光協会、札幌商工会議所で構成する「さっぽろ大通ミニビアガーデン実行委員会」。徹底的なコロナ対策が施された場で、市民が北海道の青空の下、安全・安心に楽しんでいる様子を広く発信することによって札幌の安全性をPRし、観光客の誘客に繋げることや、新しい生活様式でのイベント開催モデルケースとすることが目的となっている。
会場は、大通西8丁目で営業時間は12時から21時。時間帯を①12時~14時②14時15分~16時15分③16時30分~18時30分④18時45分~20時45分の4区分とし交代制にする。座席数は4人掛けテーブルを63用意し全252席。1卓ごとに雨天対応テントを設置する。
コロナ対策として、事前予約制による入場制限を実施するほか、来場者への非接触型体温計による検温、飲食時以外のマスク着用の徹底、テーブル間隔は2mを確保、4交代制により飲食席の入れ替え時消毒、北海道コロナ通知システムへの参加などを行う。
チケット料金は2200円(1杯550円×4枚)で前日までに全国のセブンーイレブンのセブンチケットで購入する。当日空席があれば、現地で次の時間帯以降のチケットを購入できる。販売開始は7月22日(水)。フードの持ち込みは可能だが、飲料品の持ち込みはできない。生ビールは、「サントリープレミアムモルツ」、「アサヒスーパードライ」、「キリン一番搾り」、「サッポロクラシック」で、プラカップでの提供となる。