タコ箱のオーナーになって重さ10㎏のミズダコをゲットしようーー留萌郡小平(おびら)町で行われているユニークなオーナー募集が今年も実施される。3回目の今回は、令和を記念して「LOVE TAKO」をテーマにタコファンを増やす新たな試みも行われる。(写真は、「タコ箱漁オーナー」を企画した「ひとと」の藤谷透代表取締役)

 小平のタコ箱漁は以前から盛んに行われてきた。豊富なタコ資源を生かして2007年から道の留萌振興局がタコ箱漁オーナー制度を創設。広く一般からオーナーを募ってタコ箱にタコが入っていればそのタコが手に入るという企画で、その後主催者が変わって11年まで続いた。

 中止になったのは不漁になったためで、名物企画もこれでお蔵入りと思われていたが、タコが再び獲れるようになったため17年に復活。その年は、「マツコ&有吉かりそめ天国」(テレビ朝日系列)の番組企画でマツコが競争率5・6倍のオーナーに当選、実際にタコを手に入れたことで注目された。

 2回目の18年は、サッカーW杯の時期だったため、特別企画としてタコの日本戦占いを実施。引き分けを含む勝敗を当てたことで盛り上がり、小平を逆読みして命名された『ラビオ君』が一躍脚光を浴びた。

 3回目の今年は、令和のスタートを記念して札幌や東京でタコ料理の食事会を開催、女子大生など若い世代のタコ箱漁体験レポート企画、札幌駅前通地下歩行空間でのイベント企画などの「LOVE TAKO」キャンペーンを実施する。

 オーナーの募集は、5月10日(金)までで、申し込み多数の場合は抽選で300人に絞り込む。申込金は1000円、オーナーになった場合の登録料は1万円。抽選で外れた場合、申込金1000円を返金する。オーナーになると3回の引き揚げチャンスがあり、獲れたタコは送料無料で進呈される。1回もタコが入っていなかった場合は、北海道の特産品3000円分のクーポンが進呈される。

 今回は、引き揚げ回数4回のほかタコの足と頭がもれなくもらえる「プレミアムオーナー」(限定20箱、登録料3万円)のほか、飲食店や居酒屋の店主や料理長のオーナー(限定20箱、登録料3万円)も募集する。

 ともあれ、このタコ箱漁、2・5㎏以下のタコは海に返すため実際に10~15㎏のタコが入っている確率は5~7%と低い。主催者の「ひとと」藤谷透代表取締役は、「タコ任せのオーナー募集ですが、夢を楽しみロマンを味わってほしい。この取り組みで小平町がもっと知られるようになり活気づけばうれしい」と話している。応募は専用サイトからhttps://takobako.com/


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