ディズニーミュージカル『リトルマーメイド』で北海道四季劇場閉館

社会・文化

 札幌市中央区の「北海道四季劇場」で2018年12月22日から始まる劇団四季とディズニーによる新次元ミュージカル『リトルマーメイド』が、同劇場のファイナル公演となることが決まった。(写真は、北海道四季劇場)

 劇団四季は、札幌市中央区大通東1丁目10にある北海道四季劇場の土地賃貸契約を延長して、20年8月末としている。上演活動は同年3月ころまでになる見通し。

 そのファイナル公演となるのが、10月21日からチケット発売が開始された『リトルマーメイド』。地上の世界に憧れる人魚姫アリエルが、人間の王子エリックに恋をするストーリーで、ディズニーアニメーション映画を舞台化。「アンダー・ザ・シー」、「パート・オブ・ユア・ワールド」などアラン・メンケンによる名曲が舞台を彩る。まるで海の中にいるような驚きの新次元が体験できるのが魅力とされている。既に東京での日本初演を終え、現在は名古屋と福岡、大阪で上演中。

 今回チケット発売が始まったのは、18年12月22日から19年2月28日の公演分。一般料金はS1席1万800円、S席1万800円、A席8640円、B席6480円、C席3240円など(税込み)。ウィークデーの特別料金も用意されている。

 北海道四季劇場は、2011年に現在地で開場したが、今回の『リトルマーメイド』が現北海道四季劇場最後の公演になる。劇団四季では、道内の演劇文化の維持発展のため、新たな方式を構築して活動を継続していく考え。

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